保育園入園初日にすべきこと
お子さまの人生の節目を祝い、力強く一日をスタートさせましょう。初日の朝は、特別な朝食を作り、子供と一緒に過ごす時間を増やすことを考えましょう。慌てずに済むよう、十分な時間をとりましょう。お子さんが学校に行くとき、家から学校まで持っていけるような、移行用の物をプレゼントすることも考えてみてください。園の方針にもよりますが、家族の写真、ぬいぐるみ、特別なおもちゃなどが考えられます。
特に、お別れのときに何をするのか、お子さんと話し合ってください。たとえば、学校まで送っていき、荷物を自分の部屋に入れるのを手伝い、それから大きく抱きしめてさようならをする、と伝えるとよいでしょう。毎日、降園時にハグやハイタッチをしたり、「またね、ワニさん」のような言葉をかけたりするなど、お別れの習慣を決めておくとよいでしょう。
また、柔軟性を持たせるために、余裕を持たせておくことも賢明です。降園がどのように行われるかは分からないので、さまざまなシナリオを想定して前もって計画を立てておきましょう。子どもが泣いたらどうするか、また、保護者の降園場所や教室での滞在時間について、学校の方針を知っておきましょう。
お子さんが大変そうにしていたら、先生を巻き込むとよいでしょう。そして、一度別れを告げたら、様子を見に来るのではなく、その場を離れるようにしましょう。
プリスクールの初日を迎えるための準備
認めましょう。変化は誰にとってもつらいものです。新しい仕事を始める前夜にどんな気持ちになったか、また、子どもが幼稚園に通い始めたり、新しいクラスに移ったりしたときに、どれだけの新しいことに直面するか、考えてみてください。
幼い子どもは多くの恐怖心を抱きます。特に、今までやったことのないことをするときはなおさらです。未就学児の恐怖は、夜中に眠れなくなったり、トイレトレーニングが遅れたり、突然攻撃的な行動をとったりする原因になります。
学校の校庭にある大きな滑り台や、慣れないトイレなど、お子さまは自分が何を恐れているのかよくわかっているかもしれませんし、ただ単に学校が怖いだけで、その理由を教えてもらえないかもしれません。いずれにせよ、いくつかの簡単な方法を用いることで、これから始まる新しい体験をより快適に感じられるようになります。
話を聞いてもらう
心配なことは何でも打ち明けるよう、子どもを励ます。
言葉少ななお子さまには、「来る」「去る」という概念を取り入れた遊びをおすすめします。かくれんぼをしたり、おもちゃの汽車のトンネルに車を滑り込ませたり、出入りさせたり。そのゲームをきっかけに、車やお子さまがどこかに行ったときには必ず戻ってくるということを話してあげてください。
初対面の人に会うと怖いと思うことがあるけれど、勇気を出して挨拶するようにしている」。
幼稚園に入園したら、学校について話してくれるように頼みますが、あまりプレッシャーをかけないようにしましょう。でも、あまりプレッシャーをかけすぎないようにしましょう。「今日はどんな一日だった？
子供の気持ちを無視しないこと。
でも、「幼稚園では友達がたくさんできるよ」と声をかけてあげると、「人気者になってね」というメッセージになり、かえって子どもを怖がらせてしまうことがあります。
新しい学校に行くのは怖いよね」「どうしたら楽になるかな」と、子どもに共感してもらうのです。
家庭で一貫したものを保つようにする
一度に多くの変化を与えると、混乱することがあります。プリスクールに通い始める前後の数週間は、放課後にあまり多くの予定を入れないようにしましょう。大きな変化のストレスから解放され、リラックスする機会を与えてあげましょう。
お子様を主役にする
子どもが怖がることを解決するために、できる限り参加させましょう。子どもは、少なくとも部分的には、自分で考えた方法を試してみる可能性が高いのです。
低年齢の子どもや口数の少ない未就学児の場合、子どものジレンマに対していくつかの解決策を提示し、どれが効果的だと思うか尋ねてみましょう。(具体的な不安や、試してみたい解決策については、以下を参照してください）。
可能であれば訪問してください
入園や進級を控えたお子さまは、慣れない環境に戸惑うことがあります。入学前に見学に行くことで、お子さまがより安心できるようにしましょう。
お子さんがまだ先生に会ったことがない場合は、自己紹介をし、アクティビティに参加するように促します。自分のものを入れる棚やフックを探すのを手伝ってあげたり、魅力的な新しい教材をチェックさせてあげましょう。そうすれば、登校初日に、「ほら、さっきのゲーム、また遊べるよ」と声をかけることができます。
未就学児は新しい遊び場に不安を感じることが多く、特に大きく感じたり、難しい遊具があったりすると不安になります。そこで、時間外に校庭を訪れ、他の子どもたちに気兼ねすることなく遊具に登ったり、三輪車に乗ったりすることができるかもしれません。
幼稚園で最も一般的な恐怖とその緩和方法
お先に失礼します
登校初日に、あなたが帰ると、お子さんは泣くかもしれません。実際、数日間、あるいは数週間、お子さんは毎朝泣くかもしれません。お互いにとってつらいことですし、あなたも泣くかもしれません（子供の前では泣かないようにしましょう）。
子供が泣いたからといって、慌てたり、嫌な気分になったりしないでください。実際、子どもは新しい学校が嫌いになったわけではありませんし、すぐに大好きになるかもしれません。実際、お子さんは新しい学校が大好きになるかもしれません。
未就学児が分離不安を経験することはよくあることで、発達上も適切なことです。彼らは時間の感覚を持ち始めており、あなたがすぐに戻ってこられないことを知っています。
まず最初に、そしておそらく最も困難なことですが、できるだけ落ち着いて、その場を離れることです。たとえ後ろから泣き叫ぶ声が聞こえてきても、子どもを抱きしめて、昼食や昼寝の後に迎えに行くことを告げて、その場を離れましょう。(メルトダウンしそうなときは、先生の助けを借りて、ゲームやアクティビティに参加させるか、感情が落ち着くまでただ一緒に座っているようにしましょう)。
ベテランの先生方は、親がよくやる間違いは、別れを引き返したり、涙のマラソンになるまで引き延ばすことだと言います。その代わり、速やかに帰り、1～2時間後に先生に近況を報告するようにしましょう。あなたが帰った後、子どもはすぐに泣き止み、新しい友達と遊んで朝を迎えたと報告されれば、あなたはきっと安心するでしょう。
また、園児がその日何をしたかを先生から聞き出し、帰宅後にそれについて話すのも効果的です。「今日はコラージュをして遊んだのね」「毎晩、歌やお話や祈りで新しい園児の友達の名前を呼ぶ儀式をしている親御さんもいます。このように、毎日の習慣を大切にすることは、お子さまの適応を助け、恐怖心を和らげることにつながります。
別のおまるを使う
プリスクールに通い始めると、新しいトイレの使い方を覚えることが大変なことのひとつになる子もいます。多くの幼稚園では、入園前にトイレのしつけをすることが義務付けられているため、トイレの使い方は、親にとっても子どもにとっても、大きなストレスになります。
トイレトレーニングの期限が間近に迫ってパニックになっているのなら、深呼吸をしてください。まず、学校に電話をして、問題を説明し、そのルールの厳しさと速さを確認します。その結果、学校側が例外を認めてくれるかもしれません。その場合は、あなたのお子さんを例外に加えるよう要請してください。
専門家によると、任意の期限に間に合わせるために、準備が整わないうちにトイレトレーニングをさせるのはよい考えではないそうです。もし、学校側が頑なに拒み、あなたの子供が本当に準備ができていないのであれば、もう少し我慢させることを考える必要があるかもしれません。
学校開始の数日前から綿のパンツを履かせ、指をくわえて最善を祈るという方法もあります。事故に備えて、前もって予備の服を学校に送っておく。事故はよくあることですし、予想されることなので、淡々と対応すべきです。しかし、トイレの訓練を受けている生徒がたくさんいる教室で、（少なくともほとんどの時間）濡れずに過ごして、みんなを驚かせた子供もたくさんいます。
グループでの参加
私たちには楽しそうに見えるかもしれませんが、内気な園児や引っ込み思案な園児にとっては、サークルタイムは、まあ、拷問かもしれません。慣れないお話や歌に圧倒されたり、話をするように言われるのを嫌がる子もいます。そのような場合は、サークルタイムに参加する前に、傍観者としてサークルタイムを観察することができないか、担任の先生と相談してみましょう。
子どもがスポットライトを浴びるのを助ける方法のひとつは、事前に練習しておくことです。例えば、学校に行く途中で、「今日は何を話したい？イモムシの話をしたい？
また、先生からクラスで歌う歌のリストをもらい、それを家で聴き、慣れ親しんでおくのもよいでしょう。The Itsy Bitsy Spider」や「Wheels on the Bus」の歌詞を全部知っていれば、お子さんも安心して参加できるかもしれませんね。
新しい仲間づくり
未就学児は、知らない人ばかりに囲まれると、私たちと同じようにとまどうものです。お子さまが恥ずかしがらないように、学校訪問の際に、できるだけ多くの将来のクラスメートを紹介してあげましょう。
学校の名簿があれば、それを使って、その学校に通う他の家族とプレイデートを設定することを検討してください。また、多くのプリスクールは、学校が始まる前に新入生ミーティングを設定し、子供たちがお互いに知り合うことができるようにしています。
もし、お子さんの友達の一人が同じ学校やクラスになるなら、なおさらです。子供たちを一緒に遊びに行かせたり、二人が一緒に大きな学校に行くことや新しいクラスに上がることを強調したりと、できる限り友情を育みましょう。可能であれば、初日に二人の子供が同じ時間に到着し、一緒に登校できるようにスケジュールを調整しましょう。
幼稚園や保育園で出会ったお友達の写真を冷蔵庫やお部屋に貼って、その子たちのことをよく話してあげてください。プリスクールは、お子さんにとって第二の故郷であり、そこにいるお子さんは、大家族なのです。
